●スマホでトレードの注意点とスキャ手法
いつも当サイトの記事を読んでいただきありがとうございます。
みなさんの役に立てていることをうれしく思います。
記事を読んでいただいてる方々からのスマホなどでのFXトレードに関する質問で、同じような返答になると思われる内容を解説したいと思います。
今回は、スマホでのFXでも勝てるようなスキャルピング手法を検証しました。
|本編の前に
利率の高いスキャルピングのやり方『スキャルピングの極み』は、決済ポイントをOCO注文でも手動決済でも数pips先に置き、60分足や10分足で大きな流れを把握し、1分足で逆張りポイントを狙いエントリーし、ルール通りの決済をするだけなので、当サイト運営チームでは、基本的にスキャルピングの手法は無いと考えています。
ですが、それはかなり高度テクニックとなりますので、そこに到達するまでの過程の参考にしていただきたく、スキャルピング手法として解説していることをご理解ください。
紹介しているスキャルピング手法でトレードをしていただくとしても、上記『スキャルピングの極み』を目指すことを忘れないでください。
|質問内容
◆FXをする際にチャートを長時間見ている時間が取れず、スキャルピングでのトレードをしていますが、どうしてもスマホでのトレードが多くなってしまい負けばかりです。やはりFXはパソコンの画面でチャートを複数見ながらのトレードではないと勝てませんか?スマホでのスキャルピング手法などがあれば教えてほしいです。
◆最近FXを始めたのですが、パソコンの画面は複数用意した方がいいのでしょうか?1つの画面でやる場合とのメリットデメリットを教えてください。
◆記事に書かれているようなスキャルピングのトレードをしたいのですが、記事の画像のようにうまくラインをひいたりできません。また、いろいろな時間足のチャートをみたり、オシレーターを表示することができません。なにかいい対策はありませんか?ちなみにFXではスマホとタブレットを使っています。
結構むちゃな部分もありますが、せっかくいただいた質問なので返答させていただきます。
※以前に書いた記事内容と類似する部分もあるかと思います。
当サイトのテクニカル手法の記事でも、複数のチャートを見るような言い方をしている部分はありますが、必ずしも同時に見なければいけないという意味ではありません。
スキャルピングの基本的なながれで例えると◆60分足を見てレジ・サポとなりえるポイントを把握。◆15分足に切り替え、1日の流れを確認。◆5分足に切り替え、直近の流れを見ながらおおまかなエントリーポイントを探る。◆5分足でポイントをみつけたら、1分足に切り替えエントリータイミングを確定。と切り替えながらでもできます。
|マルチモニターの必要性
FXにおいて複数のモニターが必要かということにですが、結論から言うと、複数のモニターを使ってトレードをしたからと言って勝てるわけではありません。
プロと呼ばれるトレーダーは複数のモニターを使っているイメージがあるかと思いますが、当然それにはそれなりのスキルが必須となります。
時間足ごとに数画面、通貨ペアごとに数画面、ラインをひいたりするチャート画面、経済ニュース画面、取引操作画面など、トレードスタイルにより情報を複数の画面に表示させるのですが、何が必要なのかわからずただ単に真似をして複数画面にチャートを表示させても意味はありません。
FXの経験を積んでいくと、画面が足らないなと思う日が来ると思いますので、その時まではひとつの画面でも構わないと思います。
複数画面のメリットデメリットのご質問をうけました。酷な返答で申し訳ありませんが、上記のことから、メリットデメリットがわかるようになるまではひとつの画面で問題無いということになります。
|単数画面やスマホ、タブレットでは
ひとつの画面で良いとはいえ、スマホやタブレットとなると少し話がかわる場合もあります。
まずは画面サイズの問題ですが、どんなトレードスタイルにしろある程度の過去の流れを見ないといけないので、その分を表示できるかどうかにあります。
|スキャの心構え
本来、スキャルピングは数秒~数分単位での決済を目標としますので、数pipsの利益・損失での自分ルールを決めておくことが理想です。
一回の取引での損益が少ないため、かなりの回数をこなさないとなかなか増えていかないものだと思ってください。決して一回の取引で大きい利益を求めてはいけません。
上記のことから、スキャルピングはサブ的なトレードとし、メインにはデイトレードを目的とすることをおすすめします。デイトレード手法のエントリーポイントを待っているときや、ちょっとした飽き時間にするトレード方法としたほうがいいでしょう。
|FX会社を選ぶ
売買ポイントがシビアなスキャルピングには、約定率や約定スピードはかなり重要な事項となってきますがこれはFX会社によりだいぶ差があるようです。
もちろん売買差のスプレッドの狭さも重要ですが、スプレッドに関しては狭い通貨ペアを選べばFX会社によっての差は少ないと思います。
現時点ではスキャルピング禁止や嫌がられるFX会社が存在していますので、その点も気をつけなければなりません。
上記は前提とし、スマホやタブレットなどのツールの多さ使いやすさなどを総合的に判断しておすすめできるFX会社をご紹介しておきます。
スキャルピングをするならもちろん、全般的におすすめです。
スキャルピング手法としていますが、利益がのばせそうな場合は決済が時間単位になることもあります。
※解説画像は分かりやすくするためにパソコン画面でのものになります。
|使用テクニカル
◆単純移動平均線<SMA13・SMA21>
◆ローソク足チャート<60分・10分・1分>
※ローソク足チャートは同時に表示させる必要はありません。
|おおまかな流れ
◆準備としては、チャートにSMA13とSMA21を表示させます。
◆60分足チャートを見て、トレンドの方向確認、サポートやレジスタンスになるようなラインやピボットなどを把握しておきます。
◆10分足チャートでは、エントリーできるタイミングを判断します。下降トレンドでなら売りエントリーを意識し、上昇トレンドなら買いエントリーを意識するなどの基本的なことに加え、今回の注文ポイントとしている『グランビル氏による売買ポイント』をもとにタイミング見極めます。
◆注文する際は1分足チャートを見ながら行います。下記注文ポイントや『グランビル氏による売買ポイント』でエントリーをし、決済ポイントのルールに従い損切or利確をします。
|買いエントリー
考え方としては、グランビル氏による移動平均線とローソク足の位置関係で判断する売買ポイントをもとにした、小さい押し目での逆張りエントリーです。
◆注文ポイント
※10分足での見極めにも
SMA13がSMA21よりも上にあることを条件とし、SMA13やSMA21付近で陰足が形成され、次の足が陽足を確定したタイミングをエントリーポイントとします。
注意としては、終値がSMA21を下回ったときはエントリーは見送ります。その直後にSMA21とローソク足がゴールデンクロスするならばそのタイミングをエントリーポイントとします。
余裕があれば、グランビル氏による買いポイントでのエントリーもいいとおもいます。
◆損切ポイント
推薦なのは、終値がエントリーしたタイミングのローソク足を含めた過去5本の足の最安値を下回った時なのですが、数pips損切などと自分ルールを作ってもいいと思います。
◆利確ポイント
推薦なのは、陰線の4連続or終値がSMA21を下回ったタイミングで先に出た方なのですが、損切ポイントと同様にSMA13を下回ったタイミングや数pips利確などと自分ルールを作ってもいいと思います。
|売りエントリー
考え方としては、グランビル氏による移動平均線とローソク足の位置関係で判断する売買ポイントをもとにした、小さい押し目での逆張りエントリーです。
◆注文ポイント
※10分足での見極めにも
SMA13がSMA21よりも下にあることを条件とし、SMA13やSMA21付近で陽足が形成され、次の足が陰足を確定したタイミングをエントリーポイントとします。
注意としては、終値がSMA21を上回ったときはエントリーは見送ります。その直後にSMA21とローソク足がデッドクロスするならばそのタイミングをエントリーポイントとします。
余裕があれば、グランビル氏による売りポイントでのエントリーもいいとおもいます。
◆損切ポイント
推薦なのは、終値がエントリーしたタイミングのローソク足を含めた過去5本の足の最高値を上回った時なのですが、数pips損切などと自分ルールを作ってもいいと思います。
◆利確ポイント
推薦なのは、陽線の4連続or終値がSMA21を上回ったタイミングなのですが、損切ポイントと同様にSMA13を上回ったタイミングや数pips利確などと自分ルールを作ってもいいと思います。
スキャルピングは運に頼る部分も多からずありますので、ギャンブル的な考え方になりがちです。
それをしてしまうと負けるのは目に見えているので、取引ひとつひとつを丁寧に行うよう心がけてください。
ネットで検索するといろいろなスキャルピング手法が出てくると思いますが、説明がうまくいくようなタイミングを探し出して解説しているような記事も多く見受けられます。
手法をためす時には、数回うまくいかないからといって違う手法でトレードをすことや数回うまくいってるからと検証記録をとらないということのないように、最低でも100回の取引を行い、勝率と利益率をしっかりとだし記録ましょう。
当ブログ記載の内容・情報は個人的見解を含みます。
情報の誤り等もある場合がございますのでご理解ください。
みなさまの参考になれたら幸いです。