●フィボナッチ係数?黄金比率?
フィボナッチ数はFXでも使われています。
そもそもフィボナッチとは何なのか??
調べれば調べるほど、意味はわかるがエビデンス不足です。
なぜそんな数列がテクニカル分析に役立つのでしょうか。
大事なポイントは、フィボナッチをメジャーに使われているからこそテクニカル分析に使えるということです。
レートは世界中のトレーダーの取引により変動するので、そのトレーダーがフィボナッチを使いトレンドラインにしないような、個人的なトレンドラインを引いたところで、なんの意味もありません。
言葉の意味から調べました。
【フィボナッチ数列】
だいたいこのパターンですが、フィボナッチとはイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ(レオナルド・ダ・ピサ)からとったものである。
フィボナッチ数の比は黄金比率ともかかわり深いものです。
フィボナッチ数列とは、前2つの数字の和を次の数字にした数列で、
1、1
1+1=2
1、1、2
1+2=3
1、1、2、3
2+3=5
1、1、2、3、5
3+5=8
1、1、2、3、5、8
5+8=13
1、1、2、3、5、8、13
8+13=21
このようにして、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377・・・・・・・と続いていきます。
そしてこの数字にはいくつもの法則があります。
F1=1、F2=1、F3=2、F4=3、F5=5、F6=8、・・・・・・F14=377、・・・・・とします。
<F1 + F2 +・・・・・+ Fn = Fn+2 - 1>
nを8とすると、
1+1+2+3+5+8+13+21=55-1
となりたちます。
同じように、
<F1 × F1 + F2 × F2 +・・・・・+ Fn × Fn = Fn × Fn+1>
<F2 + F4 + F6 +F8+・・・・+ F(2n) + 1 = F(2n+1)>
<F3の倍数 = 偶数>
F3、F6、F9などが偶数
<F4の倍数 = 3の倍数>
<F5の倍数 = 5の倍数>
など、いろいろな法則があります。
また、最も美しいといわれる黄金比率に収束、
<Fn÷F(n-1)≒0.618>
F13÷F12、F16÷F15など
<F(n-1)÷Fn≒1.618>
この黄金比率を意識してつくられたのかどうか、ピラミッド、パルテノン神殿などもこれにあてはまります。
また私たちの身近に存在するものはこの黄金比率に近ずけて作られるとされています。
意図的にかは別として、アップル社は、リンゴマークのロゴからはじまり商品はほぼ黄金比率に基づきます。
と、まあ意味は理解できるのですが・・・・
ではこのフィボナッチ係数をFXでどう活かすのか。以下のようなテクニカル分析に使います。
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みなさまの参考になれたら幸いです。