●FXの取引で『利大損小』は結果ではなく過程である

M-and-e/ 1月 9, 2016/ ●FX関連の余談●


よく『勝つには利大損小』という言葉を耳にしますが、特に初心者からしてみれば、できそうもない難しいことと思うでしょう。

それを実現させるにはどうすればいいのでしょうか。

実際、兼業トレーダーなどの一般トレーダーの方たちの中で、利大損小ができている人はどのくらいいるのでしょう。

日本人の傾向として、注文時より損失方向にたいしては戻ると期待し利益方向に対しては上がると期待してしまう気持ちが邪魔をするらしく、取引において判断を鈍らせてしまいます。

さらに、OCO決済等の注文を入れるときは、戻る可能性があるからストップ注文は大きく設定し、利確にたいしてはある程度的な根拠のないさじ加減で設定してしまいがちです。

 

トレーダーは経験を積めば積むほどテクニカル分析などを元に利確ライン損切りラインを決めていきますが、初心者のかたはそうもいかないと思うので、まずは決済ルールを確定させましょう。

『利確20pips』『損切り10pips』などと、利確よりも損切りを小さく決めましょう。

極端な話、1回の取引では上か下かの勝率50%なのですから、

確立の収束において、勝率50%の取引で上記ルールなら最終的には利益になります。

『利大損小』を考えるうえで大事なことは、

結果的に得る「利益を大きく」「損失を小さく」の両者を相互的に意識するのではなく、「損失を小さく」を意識した過程により「利益が大きい」という結果がついてくるということです。

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