★ローソク足数本によるチャート分析★

M-and-e/ 1月 5, 2016/ ★テクニカル応用解説★, ローソク足


ローソク足はテクニカル分析で重要な役目をします。一本でも多くの意味を持ちますが、複数のローソク足の形状によりチャート分析が可能です。
※各ローソク足の名は、当サイト内でのものであり、一般的な正式名称とは異なる可能性があります。
以下は代表的なローソク足の形です。複数の足のパターンもシグナルになるので必須です。

『買い』のシグナルである形状

どの場合でも、分足より時足、時足よりも日足のほうが精度が高くなります。

< 包み足 >


下降した陰足の実体よりも次の陽足の実体のほうが大きく現れたパターン。
相場としては、包み足が出た場合は強い買いシグナルであるとされており、底値付近で発生するとなお、相場の転換点とされています。

< はらみ足 >


包み足とは逆に、下降した陰足の実体よりも次の陽足の実体のほうが小さく現れたパターン。
前足よりも次足の勢いが弱いため、包み足に比べると弱い買いシグナルなるとなります。

< 出会い線 >


下降した陰足の終値が次の陽足の終値と同程度の値だったパターン。
切り込み足よりも次足の勢いが弱くトレーダーの迷いが見られますが、買いのシグナルとされています。

< 毛抜き底 >


下降した陰足の安値と次の陽足の安値が同程度の値だったパターン。
下降トレンドの勢いが落ちてきたことを意味しており、相場の底値の見極めともにトレンドの転換タイミングをあらわしているとされます。

< 明けの明星 >


陰足→ヒゲの長い足→陽足のパターン。
2足目は、ギャップを空けての足や十時足も有効で、1足目、3足目が大きいほど強い買いシグナルとされています。

< 切り込み足 >


ポイントは、前の大陰足の中心より次の大陽足の終値が高く終わっているパターン。
底値付近・サポートラインで発生すると、強い買いシグナルとされています。

< 買いの三兵 >

3足連続でがでた場合、強い上昇トレンドをあらわしており買いシグナルとされています。
しかし、3足目が上ヒゲ陽足ですと天井付近とも見られるため注意が必要です。

『売り』のシグナルである形状

どの場合でも、分足より時足、時足よりも日足のほうが精度が高くなります。

< 包み足 >


上昇した陽足の実体よりも次の陰足の実体のほうが大きく現れたパターン。
相場としては、包み足が出た場合は強い売りシグナルであるとされており、高値付近で発生するとなお、相場の転換点とされています。

< はらみ足 >


包み足とは逆に、上昇した陽足の実体よりも次の陰足の実体のほうが小さく現れたパターン。
前足よりも次足の勢いが弱いため、包み足に比べると弱い売りシグナルなるとなります。

< 出会い線 >


上昇した陽足の終値が次の陰足の終値と同程度の値だったパターン。
かぶせ足よりも次足の勢いが弱くトレーダーの迷いが見られますが、売りのシグナルとされています。

< 毛抜き天井 >


上昇した陽足の高値と次の陰足の高値が同程度の値だったパターン。
上昇トレンドの勢いが落ちてきたことを意味しており、相場の高値の見極めともにトレンドの転換タイミングをあらわしているとされます。

< 宵の明星 >


陽足→ヒゲの長い足→陰足のパターン。
2足目は、ギャップを空けての足や十時足も有効で、1足目、3足目が大きいほど強い売りシグナルとされています。

< かぶせ足 >


ポイントは、前の大陽足の中心より次の大陰足の終値が低く終わっているパターン。
高値付近・レジスタンスラインで発生すると、強い売りシグナルとされています。

< 売りの三兵 >

3足連続でがでた場合、強い下降トレンドをあらわしており売りシグナルとされています。
しかし、3足目が下ヒゲ陰足ですと底付近とも見られるため注意が必要です。


一覧表(画像クリックで拡大されます)

このような分析は昔からあり、多くのトレーダーが意識するポイントといえます。
ローソク足の組み合わせとその特性を覚えておくことで、取引に役立つことは間違いありません。

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