☆ROCの基礎解説
|ROCとは
ROC(Rate of Change)は、レンジ相場の時に役立つオシレーターのテクニカル指標です。
モメンタムを改良されたものになっていて、モメンタムは変動幅がまばらになり見づらい部分がありますが、ROCは終値同士の比率で求めるため、変動幅がどの時点を比較しても一定に保たれています。
ROCの100ラインを中心とし、100以上では強気相場、100以下では弱気相場と判断します。
ROC=100×(当日の終値-n日前の終値)÷ n日前の終値
|ROCの活用
一般的には、中心線を下から上に抜けていくと上昇トレンド、中心線を上から下に抜けていくと下降トレンドと判断されます。
売買ポイントの判断材料としては、中心線からおおきく離れた地点で反転したら買い・売りポイントとできますが、間近の相場状況を把握しながら判断する必要があります。
また、ダイバージェンス・コンバージェンスなどの逆行現象による売買判断もできます。
|その他
計算式のn日前については12日・25日などが一般的には使われていますが、超短期の1日や長期の200日なども有効に使えます。
あわせて読みたい記事
当ブログ記載の内容・情報は個人的見解を含みます。
情報の誤り等もある場合がございますのでご理解ください。
みなさまの参考になれたら幸いです。