★相場の波であるエリオット波動

M-and-e/ 1月 6, 2016/ ★テクニカル応用解説★, エリオット, フィボナッチリトレースメント


|エリオット波動理論とは

上昇トレンドのチャート上での動きは「上昇の5つの波」のちに「下降の3つの波」によるパターンで続いており、この波の上下により相場は進んでいくというテクニカル分析の理論です。
下降トレンドの場合は「下降の5つの波」のちに「上昇の3つの波」になります。

また、エリオット波動理論では、フィボナッチ係数が波の天井や底などになるとされています。

【上昇トレンド時の波動】


これが基本的なエリオット波動のパターンですが、成り立っていく条件があります。

・波動2が波動1の始値を下回ることはない
・波動4が波動1の高値を下回ることはない
・波動3が波動1、波動3、波動5の上昇の中で一番短くなることはない

※下降トレンドの場合は逆な考え方になります。



【波動の大小】

さらに詳細に見るとこのようなパターンになるというのがエリオット波動理論です。


難しいのは後半の3つの波<a、b、c>の動きになります。
図以外にもいろいろなパターンがあるので、意識して見慣れるのが一番です。


このように、波の大きさがフィボナッチ係数と関係してくるとされています。
※0.382、0.618、1.618、2.618などです。

この線を引くツールにフィボナッチリトレースメントというものがあります。

|エリオット波動の活用

実チャートによる線引きですが、なんとなくエリオット波動が見えればいいと思います。

分足と時足を見比べのおおきな波を見つつ、ちいさな波を意識することが大事です。

このエリオット波動をチャート上で見極められるようになれば、現時点のエントリー方向が見えてきます。

しかしかなり困難だと思うので、最初のうちは高値・安値の転換点を線でむすびエリオット波動を見つける練習をしましょう。

ピボットラインや、その他のレジ・サポラインと併用できれば、さらに強力なテクニカル分析になります。

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