★少ない空き時間にも最適なシンプルスキャルピング

M-and-e/ 2月 15, 2016/ RSI, ★テクニカル応用解説★, スキャルピング, 移動平均線


最近は兼業トレーダーとして、FXで取引を行なう方が多いと思います。

私的な勝手な考えは、時間も限られた中の取引だと1日数回取引程度のデイトレ的なトレードが理想かなと思っていましたが、一概にそれがベストとは言えないような意見を聞いたので考えなおしてみました。

「時間の限られた中、過去のチャートを見て分析を行い新規注文~決済注文(OCO)の予想をたてているのですが、結果的には帰宅後の自らの決済が多い」などと聞きました。


現レート100円・利確105円・損切り95円と注文したと仮定します。

その日の実際のレートの動きは、

・序盤、上昇をしたが105円にはとどかず100円まで下降をした場合。

・序盤、94円まで下降したが105円まで上昇をした場合。

このようなパターンが多くメンタル的にもやられるとのことですが、心当たりのある方は多いのではないでしょうか。

今回はそんな方にもオススメできるような、狙い目の時間帯が16時から0時程度のスキャルピングを紹介したいと思います。

スキャルピングなので多くの利益をとることはできませんが、シグナル出現頻度が多いのと勝率がいいので短時間でも充分使えると思います。

|本編の前に

利率の高いスキャルピングのやり方『スキャルピングの極み』は、決済ポイントをOCO注文でも手動決済でも数pips先に置き、60分足や10分足で大きな流れを把握し、1分足で逆張りポイントを狙いエントリーし、ルール通りの決済をするだけなので、当サイト運営チームでは、基本的にスキャルピングの手法は無いと考えています。

ですが、それにはかなり高度テクニックとなりますので、そこに到達するまでの過程の参考にしていただきたく、スキャルピング手法として解説していることをご理解ください。

紹介しているスキャルピング手法でトレードをしていただくとしても、上記『スキャルピングの極み』を目指すことを忘れないでください。

※スキャルピングをするのであれば、専用口座をつくることをオススメします。当サイト運営チームが総合的に判断したスキャルピングに最適なFX会社です。



|使用テクニカル等

・1分足のローソクチャート
・SMA:9、21、210
・RCI:9、26

|買いエントリーから

RCI26が-50以下(理想はさらにRCI9が50以下)のとき、SMA21をローソク足が下から上に越え、実体がSMA21より上を確定したタイミング買いポイントとします。

その後もしくは同時期に、SMA9とSMA21がゴールデンクロスすると思いますが、クロスせずに下降し、RCI9、26が50以上になったならば損切りを覚悟します。

損切りをするべきポイントと利確ポイントの条件は同じであると考えますので、RCI26が50以上のときにRCI9が50以上で下向きを確定させたタイミング決済ポイントとします。

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|売りエントリーから

RCI26が50以上(理想はさらにRCI9が-50以上)のとき、SMA21をローソク足が上から下に越え、実体がSMA21より下を確定したタイミング売りポイントとします。

その後もしくは同時期に、SMA9とSMA21がデッドクロスすると思いますが、クロスせずに上昇し、RCI9、26が-50以下になったならば損切りを覚悟します。

損切りをするべきポイントと利確ポイントの条件は同じであると考えますので、RCI26が-50以下のときにRCI9が50以下で上向きを確定させたタイミング決済ポイントとします。

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|決済について

エントリーはしたが決済まで見ていられる時間がないというかたもいらっしゃると思います。

できれば決済まで見守っていることをオススメしますが、どうしてもOCOに頼るのならば、過去15分内の最安値(最高値)を損切りとし、それと同じ値分を利確とするのがいいでしょう

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|この手法のポイント

ここまででも充分トレードできますが、あたまにいれておいて損はしないことがいくつかあります。

まず、1分足でみたSMA210は10分足でみたSMA21と同じ数値で、ローソク足がSMA210よりも上にあるならば上昇トレンド、下にあるならば下降トレンドという判断ができます。

1日に数百取引するスキャルピング的には必須な損切りであっても、1日に数回取引のスキャルピングには無駄な損切りになる可能性があり、それを回避することができます。

というのも、
ある程度先までポジションを置いておける余裕がある場合(強制ロスカットも含め)、長い時間足が上昇トレンドなら買いポジションを焦って損切りする必要はないからです。

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長い時間足でみた上昇・下降トレンドは、1分足のRCI26でも判断できます。

通常RCI26は、
+50以上から-50以下なり、-50以下から+50以上になりの波を繰り返しますが、上昇トレンドを続けるときは-50以下に入らない波を作り、下降トレンドを続けるときは+50以上に入らない波を作ります。

見慣れると、いろいろなポイントでエントリーできることがわかってくると思います。

同時に、最大で無理のない利確ポイントや最小限に抑えられる損切りポイントも見えてきます。

|さいごに

1回の取引がプラスだろうがマイナスだろうが、1つのポジションを持つときの条件を変えてはいけません。

テクニカル面でもそうですが、メンタル面が最も重要です。

やってしまいがちな『マイナスを取り戻す』という気持ちは悪循環をうむので気をつけてください。

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