☆ピボットの基礎解説
|ピボットとは
前日(前時間)のレートをもとに、とてもシンプルな計算式、
ピボット=(高値+安値+終値)÷3で求めます。
前日(前時間)の高値、安値、終値 を足して3で割ったものがピボットポイントです。
指標として用いるときには、このピボットポイント(以下Pとします)に基づき、
R1(第1レジスタンス)・・・・P×2-安値
R2(第2レジスタンス)・・・・P+高値-安値
H (レジブレイクアウト)・・・(P-安値)×2+高値
P(ピボット)=(高値+安値+終値)÷3
S1(第1サポート)・・・・・・P×2-高値
S2(第2サポート)・・・・・・P-高値+安値
L (サポブレイクアウト)・・・(P-高値)×2+安値
このようにそれぞれ計算されます。
分析、目安の仕方は、基本的なレジスタンスライン・サポートラインと
同様です。
方程式でだすピボットは誰もが同じラインを見るので、各個人で引くトレンドラインよりもピボットのほうが優れてるといえます。
同じように移動平均線なども方程式でだしますが、方程式に使う日数、見ている時間足、により変わるので、ピボットのほうが優れているといえます。
|ピボットの活用
Pで下に反発したので売りで入り、S1で上に反発したので決済。
Pを上抜けたので買いで入り、R1で反発したので決済。
ピボットポイント、R、Sラインよりも上にブレイクアウトするなら、強気とよみとることができます。
その場合、買いポジションを意識すれば勝ちやすくなります。
S1で下抜けたので売りで入り、S2で上に反発したので決済。
ピボットポイント、R、Sラインよりも下にブレイクアウトするなら、弱気とよみとることができます。その場合、売りポジションを意識すれば勝ちやすくなります。
もちろん確実ではないので過信は禁物です。
|その他
ここまでのピボットは、フロアピボットといわれるもので、他にも4つのタイプのピボットがあります。
・フィボナッチピボット
・ピボットレンジ
・Camarilla ピボット
・Woodie ピボット
一般的に使われるのはフロアピボットなので、基本的にはフロアピボットを目安にするのがいいとおもいます。
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