☆ローソク足の基礎コラム

M-and-e/ 12月 17, 2015/ ☆テクニカル基礎解説☆, ローソク足


ローソク足はただ単純に値動きを表しているだけではありません。

大げさに言うと、ローソク足だけを見て注文~利確or損切りを判断できるくらい、大事な意味と役割をはたすので、それを理解しておく必要があります。

|ローソク足の基本

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説明するまでもなく、基本的なローソク足の意味です。

ashi-01-2

実体が長いほうが短いよりも買い(売り)の勢いが強かった。
全体的に長いほうが短いよりも活発的な値動きをした。

私自身も始めたばかりのころ、この程度にしか見ていませんでした。

これをふまえ、あるとき疑問に思ったのが、これらの違いはなんなのか??

ashi-02

ここでローソク足を深く考えてみました。



|1本で見るローソク足

<上ヒゲが長い陰線>

ashi03-1

売りの勢いの方が強く終わったのがわかります。
よってこのあと弱気に動くのではないかと推測できます。
逆に下ヒゲの長い陽線は、買いの勢いで終わるため強気に動くことが推測できます。

※最低でも実体の2倍以上のヒゲの長さがあるものとします。
※上ヒゲの陽線・下ヒゲの陰線は違う意味になるので気をつけましょう。

<実体よりもヒゲが長い>

ashi03-2

買いも売りも同等な勢いのあるもみあいだったことがわかります。
よってこのあとの動きを予測することができません。
陽線でも同じことがいえます。

実チャート上だと、①と②の区別がしにくい場合があるので注意。

|数本で見るローソク足

<下ヒゲの陽線 + 陽線>

ashi04-1

このあと買いの勢いにのり、強気相場になる予測ができるので、
【買注文・買損切り・売利確】の目安になります。

このようにさまざまなローソク足の中身を考え理解することで、
このあとの動きを予測することができます。

意識しておくべきポイントは、
短期よりも長期のローソク足ほど信用できるということ。

ローソク足で判断できるパターンは他にもあり、別記事で解説したいと思います。

★ローソク足数本によるチャート分析★

|さいごに

冒頭では大げさに言いましたが、当然ですが、100%このパターンで相場が動いていくわけはなく、ローソク足だけの判断でトレードするのは難しいでしょう。

というのも、、、、何回も同じようなことを書いてますが、レートは世界中のトレーダーの取引により変動するので、そのトレーダーが意識しないような場所で偶然でたローソク足を目安にしても意味がないのです。

なんらかのトレンドラインに重なるような長い上ヒゲ・下ひげは、そのトレンドラインを意識されたローソク足なので有効的な判断材料になりえます。

さらに、ほかのテクニカル分析と併用すれば勝率・利益率もあげられるとおもいます。

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