★トレンドラインでチャートパターンを見極める★No.1
M-and-e/ 1月 13, 2016/ ★テクニカル応用解説★, トレンドライン(サポ・レジ)
チャートの動きはある法則に基づき決まった形のパターンが形成されることがよくあります。
それを見極めれば自然とエントリーポイントが見えてきます。
FXのチャート分析ではよく使われるので、必ず覚えておきましょう。
基本的なトレンドラインについては<レジスタントとサポート>をご覧ください。
とはいっても、大半の場合ブレークアウトがエントリーポイントだということはご存知かと思います。
今回は改めてその注文ポイント・決済ポイントを見直していきたいとおもいます。
※この記事内に出てくる主要なラインとは、100.000や101.000などのキリのいい価格やその日のピボットポイントなどを指します。
No.1では、ボックス相場とダブルトップ、ダブルボトム、ヘッドアンドショルダーズについてです。
ボックス相場とは短期的に現れるレンジ相場のようなものです。
横ばい状態の最高値と最安値にラインをいれ囲った形になります。
最高値と最安値の幅が広ければ、そのボックス内でもトレードチャンスはありますが、ブレークアウトのタイミングがわからないため、オススメできません。
確実なブレークアウトがエントリーポイントであり、エリオット波動の起点となることが多いです。
価格がボックスからとびでたからといって、焦ってのエントリーはいけません。
ボックス外にヒゲを残す形のローソク足があるからです。
意識するべき点は、トレンド方向へのブレークアウトが多いことです。
・上昇トレンド→ボックス→上昇トレンド
・下降トレンド→ボックス→下降トレンド
しかし、ダブルトップ・ダブルボトム・ヘッドアンドショルダーズとの区別が必要です。
初心者は特に、
・上昇トレンド→ボックス→下降トレンド
・下降トレンド→ボックス→上昇トレンド
のように見えることがあります。
※確実なブレークアウトが注文ポイント、
決済ポイントはエリオット波動によるポイント
ダブルトップ・ダブルボトムは、
ピボットやキリのいい価格などの主要なラインで起こることを前提とし、反転する見極めになります。
二回の跳ね返りがポイントで、図に記載の利確位置が一般的です。
※図内の注文ポイント、決済ポイントは図内もしくは別の主要なライン
同じように3回反転する、トリプルトップ・トリプルボトムというのもあります。
トレンドラインでチャートパターンを見極めるNo.2では、
フラッグ型、ウェッジ型、ペナント型についてを記載します。
エントリーには最も気をつけるべき重要なポイントがあります。
それは、チャートパターン記事の続編でお話したいと思います。
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当ブログ記載の内容・情報は個人的な考えでの解析です。
情報の誤り等もある場合がございますのでご理解ください。
みなさまの参考になれたら幸いです。