☆RCIの基礎解説
|RCIとは
RCIは、価格だけを対象にするのではなく「時間」と「価格」のそれぞれに順位をつけ、その相関関係を計算し指標にしたものです。
時間の順位は、新しいい順に1、2、3・・・・とし、価格の順位は高い順に1、2、3・・・・としてつけていきます。それを元に計算式にあてはめ、RCIの数値化し、価格が時間の推移とともに上昇しているのか、価格が時間の推移とともに下落しているのかを判断します。
d=「日付の順位」と「価格の順位」の差を2乗し、合計した数値
n=期間
RCI=(1-(6×d)÷(nの3乗-n))×100
n期間に継続して終値が前期間に対して、高くなる傾向ならばRCIは+100に近づいていき、安くなる傾向ならば-100に近づいていきます。よって、+100に近づいていくときは上昇トレンドととし、-100に近づいていくときは下降トレンドと判断できます。
|RCIの活用
トレンドにのる順張りエントリー
・RCIがマイナスからプラスにむかうときは買い時の合図
・RCIがプラスからマイナスにむかうときは売り時の合図
トレンドに逆らう逆張りエントリー
・2本のRCIが-70以下で「短期RCI」が「中・長期RCI」を下から上に抜けたら買い時の合図
・2本のRCIが+70以上で「短期RCI」が「中・長期RCI」を上から下に抜けたら売り時の合図
|その他
価格が上昇や下降を続けると、RCIは100(-100)に近い位置で横ばいになりますので、強いトレンドを形成している時は、RCIでの逆張りは難しいと言えます。
強い上昇トレンドの形成時は、短期のRCIが0より上で反転をみせますので、そこが買いエントリーポイントとなります。強い下降トレンドの形成時は、短期のRCIが0よりしたで反転をみせますので、そこが売りエントリーポイントとなります。
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