●負けないために投資額の最適な増加率を考える

M-and-e/ 1月 8, 2016/ ●FX関連の余談●


複利という言葉をご存知でしょうか。ある人は「この考え方でFXを実践してきて負けしらず」ある人は「FXではこんな考え方は通用しない」と賛否両論ですが、FXでも定期貯金などでも、ひとつの考え方として知っておくことで損はしないと思うのでご紹介します。

まず『複利』の対義的に『単利』という言葉があります。どちらも元金に生じる利息やその計算の仕方を意味する言葉ですが、増加率がかなり違います。

『単利』は、期間に関係なく元金に対してのみ利率をもとに利息の計算をします

『複利』は、単利のように計算された利息分を元金に含みながら利息の計算をします。

<例>
・1日10%の利子がつく銀行に、1,000円を10日間預けたとします。

単利の場合
1日目は1,100円、2日目は1,200円と、毎日10円の利子がつくことになり2,000円になります。

複利の場合
1日目に1,100円ここまでは同じですが、2日目は1,200円に対して利子がつき1,210円になります。
10日目には2,593円になります。

定期貯金などではこれらを知らないと、思ってた金額と違うなどもありえそうですね。



FXにおいて複利を考えるとはどういうことなのかですが、初期投資額100,000円でも、毎日プラス10pipsしていけば何百万はすぐに稼げるということです。

複利な考え方で100,000円の資金を毎日1%ずつ増やしていくと1年後には100万円を超えることになります。

しかし、1000万円ぐらいまでは可能かもしれませんが、実際は上限Lot数があったり、金額が大きいため心理的に判断が狂う可能性があったりと、一般的には通用しないレベルだと思います。

そこで、無理のない最適な増加率を考えてみました。
※あくまでも私自身が判断した数値です。

この程度なら無理なくいけるのではないでしょうか。

私も実験までに、挑戦してみようとおもいます!


面白くなってしまって、Excelで計算できるように作りました。
ダウンロードできますので、興味がありましたら・・・

 


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