★トレンドラインでチャートパターンを見極める★No.3

M-and-e/ 1月 26, 2016/ ★テクニカル応用解説★, トレンドライン(サポ・レジ)


チャートの動きはある法則に基づき決まった形のパターンが形成されることがよくあります。
それを見極めれば自然とエントリーポイントが見えてきます。
FXのチャート分析ではよく使われるので、必ず覚えておきましょう。

基本的なトレンドラインについては<レジスタントとサポート>をご覧ください。

とはいっても、大半の場合ブレークアウトがエントリーポイントだということはご存知かと思います。
今回は改めてその注文ポイント・決済ポイントを見直していきたいとおもいます。

※この記事内に出てくる主要なラインとは、100.000や101.000などのキリのいい価格やその日のピボットポイントなどを指します。


No.1、No.2に続きNo.3では、ペナント型の応用的な意味での三角型と今までの総まとめです。
No.2での上下均一なラインを形成するペナント型のラインの意味から考えてみます。

ペナント型トレンドライン

上昇トレンドでこれを形成した場合、上値を下げていることから売りが強まっていくとも見れますが、
下がり方が緩やかかつ、下値も同じように上げてきているため、利確の売りによる下がりであるのと売りの強さが強くないと判断されます。

通常は、ラインをブレークアウトし再び上昇トレンドになるとされてます。
下降トレンドでのペナント型はこの逆の考え方です。

しかし、主要なラインとのからみには注意が必要です。


三角型トレンドライン
三角型トレンドライン

上昇トレンドでのこのようなパターンで考えられるのは、上値を更新できないために反転しそうですが、
下値を上げてきていることから、買いの勢いの方が強いと判断されます。

買い優勢とされるため、通常は上昇トレンドを継続します。

下降トレンドの場合はこの逆の考え方です。

これも主要なラインとのからみには注意が必要です。

※一般的に考えると図内の注文ポイント・決済ポイント



先の広い三角型を形成したパターンの場合、通常は反転の合図とされています。

が、ポイントがいくつかあります。

三角型トレンドライン

条件をクリアしてく必要があります。

※一般的に考えると図内の注文ポイント・決済ポイント
仮に途中で崩れたとしても、そこでの判断をしなくてはなりません。


三角型トレンドライン

①でのブレークアウトはダブルトップ・ダブルボトムのパターンと判断できます。

そして②でのブレークアウトも考えておかなければなりません。
主要なラインが絡んでいたりする場合にはこのような動きもありえます。

 


ダイヤモンド-チャートパターン

さらに保ち合いが延長した場合はダイヤモンドパターンが形成され、
かなり強い反転のパターンになります。


ここまでチャートパターンを解説してきましたが、最も重要な気をつけるべきポイントをお話しします。

チャートパターンの先読みによる注文は厳禁です。
焦らずに、確実なシグナルを待ちましょう。

しかし、確実なブレークアウトが注文ポイントだと言ってはきましたが、それを裏切るような動きをすることもありえます。

仮に、強い反転サインのダイヤモンドパターンを形成しブレークアウトしたにもかかわらず、反転しないこともありえます。

そこで大事なのは確実なロスカット注文になります。
パターンの崩れが明確に判断できた場合、逆にチャンスでもあります。

レートが、多くのトレーダーを裏切るような動きをする場合は大きく動くことが多いため、
逆転のエントリーをあたまにいれておきましょう。



チャートパターン一覧表

チャートパターン一覧
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