★トレンドラインでチャートパターンを見極める★No.2

M-and-e/ 1月 20, 2016/ ★テクニカル応用解説★, トレンドライン(サポ・レジ)


チャートの動きはある法則に基づき決まった形のパターンが形成されることがよくあります。
それを見極めれば自然とエントリーポイントが見えてきます。
FXのチャート分析ではよく使われるので、必ず覚えておきましょう。

基本的なトレンドラインについては<レジスタントとサポート>をご覧ください。

とはいっても、大半の場合ブレークアウトがエントリーポイントだということはご存知かと思います。
今回は改めてその注文ポイント・決済ポイントを見直していきたいとおもいます。

※この記事内に出てくる主要なラインとは、100.000や101.000などのキリのいい価格やその日のピボットポイントなどを指します。

No.1に続き、No.2では、フラッグ型、ウェッジ型、ペナント型についてです。

どれもが基本的には現在のトレンドに逆らう方向に一時現れるパターンです。
急上昇や急下降のような直線的なトレンドを前提とし、トレンドの中盤にでることが多く、再び同じ方向にトレンドがすすみだします。


フラッグ型とは、上下ラインが平行もしくは限りなくそれに近いパターンで形成されます。

しかし見間違ってはいけないのが下図のパターンですので、早まらないように注意しましょう。

これはチャネルラインが成立したパターンになり、成り立つ限り継続しますが、トレンドラインのブレークアウトにより、トレンドの転換ポイントになりえます。よって、慎重な判断が必要になります。

※無難に考えると図内の注文ポイント・決済ポイント
エリオット波動が成立するのであれば、
そのどの波にいるのかで決済ポイントを判断するのも有効です。


ウェッジ型とは、フラッグ型の上下ラインが平行ではないパターンだが、上下のライン傾斜角度の違いにより明確な方向を示します。

フラッグ型と同様で見間違いと早まりには注意しましょう。

このようにトレンドの転換になるポイントになります。

上昇トレンドで、焦点が上向きのウェッジを形成する内面的理由として考えられることとして、上値の切り上げは鈍いが下値の切り上げは鋭いということは、 買いの勢いは強いが高値を更新し続けるほどの力が無いといえます。
よって下降トレンドに転換していくと見られます。
下降トレンドで、焦点が下向きのウェッジはこの逆の考え方になります。

※無難に考えると図内の注文ポイント・決済ポイント
エリオット波動が成立するのであれば、
そのどの波にいるのかで決済ポイントを判断するのも有効です。



ペナント型とは、ウェッジとは違い上下ラインの均整のとれた傾斜角度で形成される三角形のパターンをつくったものです。

ペナントが成立するのであれば、フラッグ型よりもトレンドの継続が強いといえます

※無難に考えると図内の注文ポイント・決済ポイント
エリオット波動が成立するのであれば、
そのどの波にいるのかで決済ポイントを判断するのも有効です。

また、このペナント型の三角形が崩れたようなかんじであり、ウェッジ型でもないパターンが存在します。
下・上辺が水平であったり、先の広がる逆三角のようなパターンです。


No.1・No.2と保ち合いパターンといわれるチャートパターンを解説してきましたが、
総まとめ的な意味と、ペナント型の応用てきな意味の三角型の紹介としてNo.3を記載しようとおもいます。

No.1でも伝えた、エントリーには最も気をつけるべき重要なポイントがあるということですが、
チャートパターン記事のNo.3にてお話したいと思います。

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