☆移動平均線のSMA・EMA解説
もっともポピュラーなのが移動平均線だと思いますが、有効利用できているでしょうか?
ゴールデンクロス・デッドクロスなどの分析で売買し、移動平均線に裏切られたことはありませんか??
当初、私自身もそうでした・・・。
今だから言える感想として、多少の経験がないと移動平均線での判断はむずかしいと思います。だからといって使っていかなければ成長はできないのでがんばりましょう。
まずは基本から見直し、有効に使えるよう、解説していこうと思います。
|基本解説
移動平均線とは、過去の一定期間の終値の平均値を線で結んだもので、いろいろなタイプの移動平均線があり、種類、設定もいろいろとあります。
がゆえに、迷いますよね。初心者ならなおさらだと思います。
好きな期間の設定ができ、よくきくのは、
『5、10、13、15、20、21、25、26、45、50、75、100、200』
あたりでしょう。
長い期間の移動平均線ほど、トレンドの方向を正確に示してくれますが、その反応が遅い分売買タイミングも遅れます。
短い期間の移動平均線ほど、トレンドの方向に早く反応はしますが、その正確さがないため売買タイミングのミスをするかもしれません。
なので、複数の平均線を使い判断します。
私が最近使っているのは、『13、34、89、233』です。
理由は、フィボナッチ指数を意識してです。
これが吉か凶かははっきりいえませんが、今までで一番しっくりきてます。
種類もいくつかあるのですが、ここではSMA、EMAについて解説します。
私自身がこれしかつかわないからですが・・・。
|SMA
(Simple Moving Average)は単純移動平均線といい、一番ポピュラーなものです。
SMAの意味ですが、期間『10』の単純移動平均線とは、過去10本分のローソク足の終値を合計し、それを10で割った数値を現在に置き、つなげてできた線です。
チャートが1時間足なら、過去10時間の終値を合計し10で割った数値をつなげてできた線です。
(例)過去から今まで1分間に1円ずつ下げ続けるとし、現在は50円だとします。
<1分足チャートにおいて>
『10』の移動平均線は、現在55.5の位置に線がきます。
(60+59+58+57+56+55+54+53+52+51)÷10=55.5
『20』の移動平均線は、現在60.5の位置に線がきます。
(70+69+68+67・・・・・・・・・・・・51)÷20=60.5
|EMA
(Exponential Moving Average)は指数移動平均線といいます。
が、方程式は複雑で難しいので・・・・・
期間『10』の設定で、SMAの場合は10本の終値を均一に計算するのに対し、EMAの場合は10本前の終値よりも1本前の終値を重視し計算されます。
よって、現在に近い動きを敏感に反映させた線になります。
単純移動平均(SMA)と指数平滑移動平均(EMA)をどう使うかですが、お互いメリットデメリットはあります。
さきほど話したように、長期と短期の移動平均線を複数使うのですが、SMAとEMAのメリットを考え、長期にSMA、短期にEMAを使うのがいいと思います。
結果、私が使うのは『13EMA、34SMA、89SMA、233SMA』です。
移動平均線をもとにしたテクニカル分析は多々ありますが、話がそれそうなので別記事で解説します。
当ブログ記載の内容・情報は個人的見解を含みます。
情報の誤り等もある場合がございますのでご理解ください。
みなさまの参考になれたら幸いです。