☆一目均衡表の基礎コラム

M-and-e/ 2月 6, 2016/ ★テクニカル応用解説★, 一目均衡表


正直、個人的にはあまり好きではありません。

好きではないというかあまり使わないのには理由があり、ごちゃごちゃなのもひとつですが、機能していないのではないかと思うことが多いからです。

そんな一目均衡表を有効に使うためのポイントをおさえていきたいと思います。

一目均衡表は細田悟一氏によって考案された分析で、ひじょうに奥が深く、マスターすれば強力なもののそれは簡単なことではないそうです。

基本的な使い方・意味などは国外にも広まってはいるが、その詳細までを知るひとは少ないといわれています。

現に海外のFX会社の一目均衡表は日数の基本設定の違いから、ズレが生じているものも多く存在します。

※ベストなタイミングのチャートが見つからず、今回の記事は詳細画像無しで記載させていただきます。



|基本的な機能と意味

転換線・・・・・・(当日を含む過去 9日間の高値+安値)÷ 2

基準線・・・・・・(当日を含む過去26日間の高値+安値)÷ 2
・現レートが基準線を上回っている場合は上昇トレンド寄り、下回っている場合は下降トレンド寄り
・相場の方向は基準線が示す方向が絶対的である

先行スパン1・・・(転換線+基準線)÷ 2 の値を26日先に反映したもの

先行スパン2・・・(過去52日間の高値+安値)÷ 2 の値を26日先に反映したもの

遅行スパン・・・・当日の終値を当日を含む26日前の位置に反映したもの
・遅行スパンがローソク足を上回ると買いタイミング
・遅行スパンがローソク足を下回ると売りタイミング

・・・・・・・・先行スパン1と2の帯を称する
・現レートが雲より上の場合は上昇トレンド寄り、下の場合は下降トレンド寄り
・レートの下値に雲がある場合はサポートとなり、上値に雲がある場合はレジスタンスとなる

雲のねじれ・・・・相場の転換点になりやすいと言われている

これだけもの情報をチャートに表示させるのですからごちゃごちゃにもなりますよね。

itimoku-01

|三役好転と三役逆転

三役好転とは買いタイミングで、

・基準線が横ばいもしくは上昇しているかつ、転換線が上にある
・遅行スパンがローソク足を上にある
・現レートが雲よりも上にある

三役逆転とは売りタイミングで、

・基準線が横ばいもしくは下降しているかつ、転換線が下にある
・遅行スパンがローソク足を下にある
・現レートが雲よりも下にある

この三役好転と三役逆転は高確率で、的確なタイミングを判断できるとされています。

|さいごに

一目均衡表で有効なポイントを探るべく試行錯誤し検証してみました。

雲だけで判断できることはないか、、、

基準線と転換線だけで判断できることはないか、、、

先行スパンだけで判断できることはないか、、、

遅行スパンだけで判断できることはないか、、、

が、、、ピンとくるような結果がでずにこの記事はひとまず不完全で終わらせるしかありません。

検証は続けます。

よくよく考えると、

奥が深く難しいとされる一目均衡表をFXにおいて、多くのトレーダーが見てトレードしているのかという原点にもどりました。

国外では基本設定が異なることもあるのに、外国のトレーダーは使っているのかと。。。

とはいえ、一目均衡表で利益をだされてる方も多くいると思うので、
冒頭で述べたようにマスターすればかなり強力な分析として使えるのだと思います。

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