●FXでの利益には確定申告が必要(2018)
確定申告は、該当年の1月1日から12月31日までに得た全ての所得を計算し、翌年の3月16日までに専用用紙に記入のうえ税務署に提出します。
確定申告は税理士事務所に依頼するほうが確実で簡単ですが、当然報酬が発生しますので、大半のトレーダーは自分で書類を作成し提出します。
ソフトを使えば簡単にできます。
少しでも不安な方は、プロに任せることをおすすめします。
まずは、確定申告が必要かどうかを下図にて判断してみてください。
FXにおいての課税対象額
【決済済みの損益額】+【スワップポイント】-【必要経費】=【課税対象額】
※複数のFX会社を利用の場合は合算します。
FXで必要経費と認められた例として、
・FX口座に関わること(開設にかかった費用、振込み手数料等)
・FXに関する講習会などの費用
・FXに関する書籍や教材の費用
・FXのためのモニター増設にかかった費用
パソコン本体、ネット通信費用などのFX以外にも使うと判断されたものに関しては、認められないと思っていたほうがいいでしょう。(数%は認められる可能性あり)
この課税対象額にたいして2013年以降より、
20.315%が支払う税金額になります。
ちなみに2011年までは、
195万円以下・・・・・・・・・・・15%
195万円~330万円以下 ・・・・・・20%
330万円~695万円以下・・・・・・30%
695万円~900万円以下・・・・・・33%
900万円~1,800万円以下・・・・・43%
1,800万円~・・・・・・・・・・・50%
このような給与所得等と合算した総合課税でした。
利益が出た場合だけでなく、損失の場合にも確定申告することをおすすめします。
※強制申告ではありません。
というのは、損失額は3年間繰り越して控除できるためです。
確定申告の提出書類
作成すべき書類
・確定申告書B(第一表、第二表)
・申告書第三表(分離課税用)
・先物取引に係る雑所得などの金額の計算明細書
添付すべき書類
・年間取引報告書
給与所得のある方
・原泉徴収票
損失の繰越を申請される方は、上記書類に加え
・所得税の確定申告書付表(先物取引に係る繰越損失用)
源泉徴収票はお勤めの会社にもらいます。
年間取引報告書は各FX会社にて発行しているので、わからない方は、FX会社に問い合わせしてみてください。
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情報の誤り等もある場合がございますのでご理解ください。
みなさまの参考になれたら幸いです。