☆エンベロープの基礎解説
|エンベロープとは
移動平均線から上下に一定幅で引いた線で、レートが移動平均線からどの程度離れているかを直感的に見やすくしたものです。
乖離率と同様に移動平均から大幅な乖離の行き過ぎは修正されるというアノマリーが根底にあり、移動平均からの離れ具合で「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断しますので、逆張りの見方が基本です。
ですが、乖離しすぎはおおきなトレンドの前触れになることもありますので注意が必要です。
|エンベロープの活用
エンベロープ単体での判断はまずできないのに加え、ボリンジャーの方が優秀かと思いますので参考程度にとらえてください。
ローソク足が下限ラインに接近・到達した時は、売られすぎと判断し買いエントリーかもしれないとします。
ローソク足が上限ラインに接近・到達した時は、買われすぎと判断し売りエントリーかもしれないとします。
やや難なところが、基準である移動平均と乖離率の数値設定にあり、近い過去の相場を見て判断しなければなりません。その設定がずれているとまったく意味のない線になってしまいます。
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